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東京シューレ性暴力加害事件

東京シューレ性暴力加害事件について

 東京シューレは、1998年から2001年の間、宿泊型フリースクール事業(ログシューレ)を行っていました。その事業において、当時の関係スタッフから会員の子どもに対する重篤な性暴力加害事件を引き起こしてしまいました。
 被害当事者の方には、心身ともに傷つけ、その後の人生に多大な負の影響を与えてしまったことを、心より深くお詫び申し上げます。
 本件については、2016年に裁判が提起され、2019年7月に和解をもって裁判は終了致しました。しかし、裁判提起後も、裁判終了後から今に至るまでも、組織としての対応を悉く誤り、被害当事者の方にさらなる二次加害を与え、心身ともにさらに傷を深めてしまっている状況にあることにも、心より深くお詫び申し上げます。
 また、東京シューレを信頼し、仲間になってくださった会員・ご家族のみなさま、東京シューレを旅立ち、今を懸命に生きておられるOB・OGのみなさま、東京シューレと共に不登校の権利保障のために運動してきた全国の親の会やフリースクール関係者のみなさま、東京シューレを信頼し、ご支援くださってきた企業、行政、関係団体のみなさまには、本件を引き起こしてしまったこと、そしてそれ以後の組織としての対応の過ちにより、多大なご不安、ご混乱、ご不信を招いてしまったことを心より深くお詫び申し上げます。
 私たち東京シューレは、被害当事者の方との意思疎通を大切にしながら、二次加害の解消と防止、新たな人権委員会・第三者調査検証委員会による本調査検証の実施、被害当事者の方が苦しみの中で提案してくださり、お約束した再発防止策への取り組みを主体的に実践していく決意です。

これまで、東京シューレでは、本件に関して以下4件の記事を掲載してまいりました。
① 東京シューレにおける性被害について、及び、子ども等の人権、安心・安全を守るための取り組み(2020年2月10日付)
東京シューレにおける性被害について、及び、子ども等の人権、安心・安全を守るための取り組み

② フリースクール全国ネットワークの代表理事および理事を辞任いたします(2020年9月12日)
フリースクール全国ネットワークの代表理事および理事を辞任いたします

③ 奥地理事長の辞任について(ログシューレ性暴力加害事件検証報告書を受けて)(2021年6月24日付)

④ 【理事会声明】東京シューレにおける性暴力加害事件に関する心からのお詫び、性被害者の方々の尊厳・人権回復対応および東京シューレの再生(2021年7月10日付)

③と④に記事につきましては、東京シューレの姿勢を示すことを重視するあまりに、記事の内容について、事前に被害当事者の方との意思疎通や同意を得るプロセスを怠り、新たな二次加害を与えてしまったことから、今回のリニューアルホームページには削除させていただいております。被害当事者に方には改めて心よりお詫び申し上げます。また、ホームページを通して東京シューレの情報を得てくださっている皆様にも、そのような不適切な記事を掲載してしまったことを心よりお詫び申し上げます。

 今後の本件に関する記事の内容は、被害当事者の方との意思疎通を行いながら、順次掲載させていただきたいと考えております。

NPO法人東京シューレ
2021年度理事会